新銀座法律事務所 法律相談事例集データベース
No.82、2001/3/19 18:46
[民事・消費者]
質問:会社の取締役になったら紳士録に載せませんか、と勧誘されました。
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回答:いわゆる紳士録商法の危険があります。名簿掲載料、登録抹消料、解約料、購読料を支払えということで、脅迫まがいの請求がある場合もあります。トラブルに巻き込まれて不名誉なことなので、誰にも相談できず、10万〜50万円の代金を支払ってしまうケースが多いようですが、一度支払ってしまうと、何年かおきに、何度も請求されてしまうおそれもありますので、注意が必要です。購入申し込みの書類がきても、いっさい返事を出さないという手段が有効です。
法律事務所が介入する場合は、「契約は成立していないので、お金はいっさい支払えません。今後も脅迫的請求が続くようであれば、弁護士として刑事告訴・民事損害賠償請求などの法的手続きをとります。」という文面の内容証明郵便通知書を送付します。