新銀座法律事務所 法律相談事例集データベース このような組織を作ること、勧誘することは社会の混乱を招く不当な行為であるとして、ねずみ講防止法(無限連鎖講の防止に関する法律)が制定されています。 また、加入金を支払う以外にも、物品販売と組み合わせた、いわゆるマルチ商法、マルチまがい商法と呼ばれるものもあり、刑法上の詐欺罪、出資法等で罰則規定のある犯罪行為である可能性があります。訪問販売法にも規制があります。 ねずみ講やマルチ商法の特徴は、「これは違法なねずみ講やマルチ商法ではありません。完全に合法です。」と宣伝することです。副業の勧誘を受けた場合に、@お金を振り込む、A誰かを勧誘しなければならない、の条件を満たす場合にはご自分だけで決めずに、必ず弁護士にご相談になってみてください。本当に違法でないのか、ご回答差し上げます。
No.87、2001/3/30 19:50 https://www.shinginza.com/nezumi.htm
[民事・消費者]
質問:副業の勧誘を受けたのですが、ネズミ講かもしれません。
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回答:ねずみ講とは、一人の加入者が二人以上を勧誘して加入させることを前提として、後順位者が先順位者に支払う加入金によって「かならず儲かる」と約束する組織のことです。ルールの通りに支払があれば、確かに儲かる仕組みなのですが、そのためには加入者が無限に存在していることが必要で、国民の人口は限られた数ですから、どのようなねずみ講でも必ず破綻することが数学的に証明されています。